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【アーカイブ販売】『終りに見た街/男たちの旅路 スペシャル〈戦場は遙かになりて〉 山田太一戦争シナリオ集』(頭木弘樹編、国書刊行会)+山田太一・宮藤官九郎『終りに見た街 シナリオ集』(大和書房) W刊行記念トークイベント 4つの『終りに見た街』と“戦争”──小説、テレビドラマ(昭和版・平成版・令和版) ゲスト:頭木弘樹(文学紹介者)×刈谷政則(編集者)×會川昇(脚本家)

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※イベントは2024年9月28日、今野書店にて開催されました。
※本チケットは2025年1月11日までの限定販売です。
※ご購入後は2025年2月11日までの期間、何度でもご視聴いただけます。

   

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昨年10月に刊行された『ふぞろいの林檎たちⅤ/男たちの旅路〈オートバイ〉山田太一未発表シナリオ集』。

同年12月に刊行記念トークイベント「山田太一 幻の脚本 奇跡の発見」を開催しました。

折しも山田太一さんの訃報が届いたこともあり、発見された未発表作品とともに山田さんの遺した作品の数々、その偉大さについて改めて熱く語り合うトークセッションで、たくさんの方にご参加いただきました。

そしてこの度、平成17年放送の『終りに見た街』を収録した『終りに見た街/男たちの旅路 スペシャル〈戦場は遙かになりて〉 山田太一戦争シナリオ集』(国書刊行会)。

さらに昭和57年放送時のシナリオと今年9月に放送予定の宮藤官九郎さんリメイクのシナリオを収録した『終りに見た街 シナリオ集』(大和書房)のW刊行記念として、「4つの『終りに見た街』と“戦争”──小説、テレビドラマ(昭和版・平成版・令和版)」を開催します。

特攻のヒロイズムに疑問符を投げかける『男たちの旅路 スペシャル〈戦場は遙かになりて〉』、現代の家族が戦時下にタイムスリップする衝撃作の『終りに見た街』。

山田さんが作品を通じて描いた”戦争”とはなんだったのか。

ゲストは前回に引き続き、大の山田太一ファンにして生前の山田さんのもとへ200回以上取材に通い、国書刊行会の2冊のシナリオ集を編集した頭木弘樹さん。ご自身も脚本家で、昭和期のテレビドラマに精通する會川昇さん

そして今回新たに、かつて大和書房から全19巻で刊行された『山田太一作品集』を編集され、今回の『終りに見た街 シナリオ集』の編集にも携わった刈谷政則さんをお迎えします。

ぜひご参加ください!

【書籍紹介】

●『終りに見た街/男たちの旅路 スペシャル〈戦場は遙かになりて〉』
山田太一戦争シナリオ集
山田太一 著 頭木弘樹 編

国書刊行会 刊

装画:岡田成生

発売日 2024年08月15日

定価 2,970円 (本体価格2,700円)

山田太一の戦争にまつわる珠玉シナリオを集成!(すべて初活字化)

戦時中にタイムスリップしてしまう家族を描く衝撃作『終りに見た街』(2005年リメイク版)、
今まで活字化を許可されていなかった
『男たちの旅路 スペシャル〈戦場は遙かになりて〉』、
その他映画のための未発表シナリオなど全4篇+掌篇・講演を収録。
『ふぞろいの林檎たちV/男たちの旅路〈オートバイ〉』に続く
山田太一未発表・未活字化シナリオ集第2弾。


*ある日突然、戦時中の昭和19年にタイムスリップしてしまう平凡な家族。彼らは敗戦間近の食糧不足・国家総動員そして大空襲の時代を生き残ることができるのか……衝撃的な結末が話題となった『終りに見た街』は1981年に小説として発表され、翌年ドラマ化、さらに2005年にリメイクするほど山田太一自身思い入れのある作品である。今回リメイク版を初の活字化。
*鶴田浩二主演の名作ドラマ『男たちの旅路』シリーズの掉尾を飾るスペシャル版〈戦場は遙かになりて〉は、今まで待望されながらも山田太一が活字化を許可していなかった。今回初の単行本収録となる。
*中国残留孤児問題を取り上げた映画シナリオ『唐津湾夕景』(1975年)、アラブ紛争地域に住む日本人を描く舞台作品『砂の上のダンス』の映画化シナリオ(2000年代)はともに未発表作品。
*附録として掌篇「叔父さんの下町」(単行本未収録)、戦争体験を語る貴重な講演(抜粋)を収録。

編・解説 頭木弘樹

●『終りに見た街 シナリオ集』

山田太一・宮藤官九郎 著

大和書房 刊

発売 2024年09月予定

予価 1,870円(本体価格1,700円)

山田太一原作の名作ドラマ『終りに見た街』を宮藤官九郎が現代にリメイク!(2024年9月21日(土)放送予定スペシャルドラマ)

宮藤官九郎版と昭和57年放送の山田太一版、2本の脚本を同時収録。宮藤氏の前書きも掲載予定。

日本を代表する作家が競演する白熱のシナリオ集です!

【登壇者プロフィール】

●頭木弘樹(かしらぎ・ひろき)
文学紹介者。筑波大学卒。大学3 年の20歳のときに難病になり、13年間の闘病生活を送る。そのときにカフカの言葉が救いとなった経験から、2011年『絶望名人カフカの人生論』(新潮文庫)を編訳。以後、さまざまなジャンルの本を執筆している。近刊に、初エッセイ集『口の立つやつが勝つってことでいいのか』(青土社)、編訳書『カフカ断片集』(新潮文庫)、編書『決定版カフカ短編集』(新潮文庫)、アンソロジー『イライラ文学館』(毎日新聞出版)など。NHK「ラジオ深夜便」の『絶望名言』のコーナーに出演中。「文學界」に「痛いところから見えるもの」を今年の9月号から、スタジオジブリの小冊子『熱風』に山田太一全作品インタビューを5月号から連載中。

●刈谷政則(かりや・まさのり)

1948年生まれ。大和書房・マガジンハウスの書籍編集者を経て現在はフリー。小説、詩集、エッセイ集、シナリオ集など多彩なジャンルの書籍を編集する。担当した作家は、山田太一さんの他、丸谷才一・谷川俊太郎・佐野洋子など多数。編集者生活は50年以上におよぶ。

●會川昇(あいかわ・しょう)
1965年生まれ。脚本家。アニメ『十二国記』『鋼の錬金術師』特撮『ウルトラマンG』『仮面ライダー剣』『轟轟戦隊ボウケンジャー』等の他NHKドラマ『戦艦大和のカレイライス』『真夜中のスーパーカー』や小説、映画レビューも数多い。

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〈ご視聴方法〉
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