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『とびこえる教室』×『これからの男の子たちへ』関係者同窓会 星野俊樹×太田啓子×清田隆之×小島慶子(オンライン出演)トークイベント

※本イベントでは、小島慶子さんはリモートでのご登壇です。
会場には星野俊樹さん、太田啓子さん、清田隆之さんがいらっしゃます。
2025年6月に刊行された『とびこえる教室』(著・星野俊樹/時事通信社)は、学校現場でジェンダー規範を問い直す実践を記した書籍として話題で、発売一か月で重版となるなどの反響を得ています。
実は、『とびこえる教室』の誕生には、ある一冊の本が大きく影響しています。2020年8月に刊行され、大ヒットとなった『これからの男の子たちへ』(著・太田啓子/大月書店)です。星野さんと太田さんは、本書で対談をしており、これがきっかけの一つとなり『とびこえる教室』の執筆につながったという経緯があります。
そこで今回、『とびこえる教室』の刊行を記念して、星野さんと太田さん、さらには『これからの男の子たちへ』で太田さんと対談をされている清田隆之さん、小島慶子さん(オンライン出演)、司会・進行に編集者の岩下結さん(『これからの男の子たちへ』の編集担当)をお招きし、5年ぶりに関係者が一堂に会する「同窓会」を実施します。
ジェンダー規範を問い直す2冊の名著をどう読んだのか、5年間の社会やご自身の変化、そして今後の社会課題と希望などを、大いに語り合います。
超豪華メンバーが西荻窪に大集結する貴重な機会です。ぜひご来場ください!
◆アーカイブ視聴について◆
イベント終了後に、配信参加/来店参加の方ともにご視聴いただけるアーカイブ配信を予定しております。準備ができ次第、Peatixのメッセージ機能よりご案内します。
ご案内はイベント終了後1週間前後に差し上げる予定です。
◆サイン会について◆
来店参加のお客様向けに、イベント終了後、星野俊樹さん、太田啓子さん、清田隆之さんのサイン会を開催します。当日は会場でも書籍を販売していますが、他店様でご購入の本をお持ちいただいてもかまいません。ぜひご参加ください。
※会場で使用できるのは現金またはPayPayのみとなります。ご注意ください。
※販売予定書籍
『とびこえる教室 フェミニズムと出会った僕が子どもたちと考えた「ふつう」』星野俊樹 著 1,700円+税
『これからの男の子たちへ 「男らしさ」から自由になるためのレッスン』太田啓子 著 1,600円+税
『戻れないけど、生きるのだ』清田隆之 著 1,900円+税
『文庫 よかれと思ってやったのに』清田隆之 著 690円+税
【会場】西荻のことビル2F 西荻シネマ準備室(東京都杉並区西荻南3丁目6-2 )

<登壇者プロフィール>
●星野俊樹(ほしの・としき)
1977年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業後、雑誌編集者を経て小学校教師に転身。公立小学校での勤務を経て、京都大学大学院教育学研究科に進学し、修士課程を修了。その後、私立小学校に着任し、教員としてのキャリアを重ねる。教員歴は20年。現場では、ジェンダー平等を目指す教育実践に取り組んできた。 2025年3月末に退職し、現在は執筆や講演などを通じて活動の幅を広げている。
●太田啓子(おおた・けいこ)
国際基督教大学卒業後、2002年弁護士登録。湘南合同法律事務所。離婚事件、一般民事事件を主に扱う。著書「これからの男の子たちへ 『男らしさ』から自由になるためのレッスン」(大月書店)「100年先の憲法へ 『虎に翼』が教えてくれたこと」(太郎次郎社エディタス)「憲法カフェへようこそ」(共著、かもがわ出版)ほか
●清田隆之(きよた・たかゆき)
1980年東京都生まれ。文筆業、桃山商事代表。早稲田大学第一文学部卒業。ジェンダー、恋愛、人間関係、カルチャーなどをテーマに様々な媒体で執筆。朝日新聞beの人生相談「悩みのるつぼ」では回答者を務める。著書に『よかれと思ってやったのに』『さよなら、俺たち』『自慢話でも武勇伝でもない「一般男性」の話から見えた生きづらさと男らしさのこと』『おしゃべりから始める私たちのジェンダー入門』『戻れないけど、生きるのだ 男らしさのゆくえ』など。女子美術大学非常勤講師。
●小島慶子(こじま・けいこ)※オンライン出演
エッセイスト、メディアパーソナリティ、昭和女子大学現代ビジネス研究所特別研究員。1972年生まれ。学習院⼤学法学部政治学科卒業後、TBSに入社し、アナウンサーとしてテレビ・ラジオに出演。1999年に第36回ギャラクシー賞ラジオ部門DJパーソナリティー賞受賞。2010年独達。各種メディア出演のほか、執筆・講演活動を精力的に行っている。現在、文化放送「大竹まことのゴールデンラジオ」の火曜レギュラーを務める。
司会・進行 岩下結(いわした・ゆい)
フリー編集者(学術人文、ノンフィクション、児童書など)。『これからの男の子たちへ』担当編集。19年勤めた出版社を2024年に退職。2025年春に京王線南平駅前(東京都日野市)に本屋カフェ「よりまし堂」を開業。
<書籍情報>
『とびこえる教室 フェミニズムと出会った僕が子どもたちと考えた「ふつう」』
星野俊樹 著

発行:時事通信出版局
発売:時事通信社
出版年月日 2025年7月18日
ISBN 9784788720497
判型・ページ数 四六・264ページ
定価 1,870円(本体1,700円+税)
男子が散らかし女子が片づけ、それを是認する大人…学校のジェンダー不平等に「おかしくない?」と子供に問い続けた教師の実践の記録。
「ふつうって何だろう。」私はこれまで幾度となく、この言葉を心の中でつぶやいてきました。子どもの頃、スポーツが苦手で、女の子とおしゃべりをしたり、交換日記を書いたりするのが好きだった私。初恋の相手は男の子で、いわゆる「男子ノリ」にもなじめませんでした。そんな私に投げかけられたのは、「男の子ならふつうは〜」という言葉。大人になっても、「社会人の男ならふつうは〜」という声に息苦しさを感じます。
「ふつう」からこぼれ落ちる人たちの姿を見つめ、問いかけたいと思い、私は教師になりました。今では「ジェンダー」や「多様性」という言葉が広まったように見えますが、日本のジェンダーギャップは依然深刻です。学校でも、「異性愛が当たり前」「男らしさ・女らしさに従うべき」といった空気は根強く残っています。
本書では、「ふつう」とは何かを問い直しながら、子どもたちが自分らしく生きるために、教師として何ができるのかを考えていきます。
もくじ
はじめに
第1章 男らしさに苦しんだ子ども時代
第2章 学問と出会い、世界の見え方が変わる
第3章 学校で壊れた私が自分の声を取り戻すまで
第4章 私の教育実践—「生と性の授業」
第5章 「自分らしさの教育」から一歩先へす
第6章 私の教育実践、私の物語第7章 語りが祈りになるとき
おわりに
『これからの男の子たちへ 「男らしさ」から自由になるためのレッスン』
太田啓子 著

出版年月日 2020年08月21日
発行:大月書店
ISBN 9784272350476
判型・ページ数 四六・264ページ
定価 1,760円(本体1,600円+税)
男の子にこそきちんと伝えよう、性やジェンダーのこと。弁護士ママが悩みながら考えた、ジェンダー平等時代の子育て論。
「男らしさ」の呪縛は何歳から始まる?
わが子をセクハラ加害者にしないためには?
性差別に怒りを燃やしつつ男子2人を育てる弁護士ママが悩みながら考えた、ジェンダー平等時代の子育て論。
目次
はじめに
1章 男の子の日常にかかるジェンダーバイアスの膜
2章 男の子にかけられる呪い
清田隆之さん(桃山商事)に聞く 「男子って、どうしてああなんでしょうか?」
3章 セックスする前に男子に知っておいてほしいこと
星野俊樹さん(小学校教師)に聞く 「多様性が尊重される教室をつくるには?」
4章 セクハラ・性暴力について男子にどう教える?
5章 カンチガイを生む表現を考える
小島慶子さん(タレント・エッセイスト)に聞く 「母親として、息子・娘たちに何を伝えられますか?」
6章 これからの男の子たちへ
あとがき
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<イベント概要>※必ずお読みください。
【日時】2025年9月28日(日)16:00〜17:30
【配信参加】
・配信はZoomのウェビナー機能というサービスを使用いたします。
・インターネット接続環境下のPC、スマートフォン、タブレットからご視聴いただけます。
・Zoomご利用にあたっては、事前にアプリをインストールしてください。インストールや使用は無料です。
・イベント中、お客様の顔や音声などは配信されませんのでご安心ください。
・配信映像の録音・録画はご遠慮ください。
・イベント中のお問い合わせや質問コーナーへの投稿は、Zoom画面下部の「Q&A」から送信できます。
・Zoom画面の[字幕を表示] ボタン([cc]ボタン)をクリックで字幕が表示されます(自動生成字幕につき、間違いがございます)。
・原則として、お申込み後はキャンセルできません。リアルタイムでの視聴ができない場合も、後日アーカイブを視聴可能です。
【会場参加】
・参加費:2,200円
・定員:30名
・会場:西荻のことビル2F 西荻シネマ準備室
・開演時間の30分前から開場・受付します。
・会場である”西荻のことビル”には、2階へ上がるエレベーター・エスカレーターがございません。車いすでお越しの方は、恐れ入りますが事前に連絡くださるようご協力をお願いいたします。
・原則として、お申込み後はキャンセルできません。当日ご欠席される場合でも、リアルタイム配信をお持ちの端末から視聴することができます。配信でのご視聴に関しましては、上記の【配信参加】をご確認ください。
〈会場〉
西荻のことビル2F 西荻シネマ準備室
167-0053 東京都杉並区西荻南3-6-2
〈主催〉
今野書店
〈お問い合わせ先〉
お問い合わせはPeatixを通してお送りください。ページ下部にある[主催者へ連絡]ボタンをクリックでご連絡フォームが開きます。