event イベント

【8月26日開催】池田あきこ×多胡吉郎トークイベント 猫を描く・猫を書く~旅、森、生命、そしてダヤン~

| トークイベント

不思議な国わちふぃーるどを舞台に絵本を描き、愛され続ける主人公「猫のダヤン」誕生40周年を迎える池田あきこさん

ルーベンス、ウェイン、歌川国芳、ボナールなど、猫を愛した画家たちと、猫が彼らの人生と画業に与えた多大な影響、貴重な生命の響き合いを語った『猫を描く』を刊行した多胡吉郎さん

『猫を描く』を紐解きながら、池田さん一流の「指で描く」パステルの魅力と、「描く」ことと「書く」ことで表現される「猫と人の幸福な生命の交歓」について縦横無尽に語り合っていただきます。

7月、松屋銀座での「猫のダヤン40周年「ダヤンの不思議な旅」池田あきこ原画展」も大盛況に終わったばかり、年中全国各地のイベントにひっぱりだこの池田あきこさんと、前著『生命(いのち)の谺 川端康成と「特攻」』で「和辻哲郎文化賞」を受賞した注目の作家・多胡吉郎さん。お二人の「猫談義」が聴ける貴重な機会です。ぜひご参加ください!

〈登壇者プロフィール〉

●池田あきこ(いけだ・あきこ)

東京・吉祥寺生まれ。1976年、革工房わちふぃーるど設立。
1983年に東京・自由が丘店のシンボルキャラクターとして『猫のダヤン』を描く。
その頃から不思議な国・わちふぃーるどを舞台にした物語を描き始め、絵本や画集、長編物語、旅のスケッチ紀行など多方面で執筆活動を続けてきた。現在までの著書は130タイトルを超える。
また、2010年から「ボルネオ緑の回廊」プロジェクトで、動物たちに安全な森をプレゼントする活動を続けている。
作品の原画は、河口湖・木ノ花美術館に常設展示されている。

●多胡吉郎(たご・きちろう)

1956年生まれ。東京大学文学部国文学科卒。1980年、NHK入局。ディレクター、プロデューサーとして多くの番組を手がける。ロンドン勤務を最後に2002年に独立、英国を
拠点に文筆の道に入る。2009年に帰国。主な作品に『吾輩はロンドンである』(文藝春秋)、『わたしの歌を、あなたに――柳兼子・絶唱の朝鮮』(河出書房新社)など。
2023年、『生命の谺 川端康成と「特攻」』(現代書館)が第35回和辻哲郎文化賞を受賞。

——————————————–
【日時】2023年8月26日(土)16:00〜17:30

【配信参加】
・参加費:1,100円

【来店参加】
・参加費:1,650円
・定員:30名
・会場:今野書店地下1階