news ニュース

【アーカイブ販売】『家族、この不条理な脚本』(大月書店)刊行記念トークイベント その脚本を書いたのは誰?~ジェンダーと生殖をめぐる衝突を“家族”から読み解く 能條桃子×福田和子×松岡宗嗣

|

※イベントは2024年9月6日、今野書店にて開催されました。
※本チケットは2024年12月19日までの限定販売です。
※ご購入後は2025年1月19日までの期間、何度でもご視聴いただけます。

日常の中にひそむ無意識の偏見や差別を鋭く描き、日韓累計25万部を記録した『差別はたいてい悪意のない人がする』(キム・ジへ著、大月書店)。同じ著者の第二作『家族、この不条理な脚本』が7月に刊行されました。ここで扱われるトピックには、現代も残る「嫁」役割などの伝統的家制度の問題から、同性婚やトランスジェンダーの家族形成を制約する法制度の問題、学校での性教育で再強化される性別役割……など、日本とも共通する問題が数多く含まれます。

邦訳刊行を記念した本イベントでは、ジェンダーや多様性のイシューに取り組む次世代のアクティビスト3人をゲストに、本書からの示唆や日本社会の今後を自由にディスカッションしていただきます。
NO YOUTH NO JAPAN代表理事で、女性議員の立候補を支援するFIFTYS PROJECTにも取り組む能條桃子さん。
「#なんでないのプロジェクト」代表で、包括的性教育や女性の性と生殖の自己決定権の向上に取り組む福田和子さん。
一般社団法人fair代表で、性的マイノリティへの差別や偏見をなくすための情報発信に取り組む松岡宗嗣さん。

都知事選での女性候補バッシングや沖縄の米軍の性暴力事件など、ジェンダーやセクシュアリティに関する問題がますます噴出する昨今ですが、次の時代に希望が持てるようなディスカッションになれば幸いです。

<サンプル動画>
画質や音質はこちらからご確認ください。



【書籍紹介】

『家族、この不条理な脚本』
キム・ジへ (著), 尹怡景 (翻訳), 梁・永山聡子 (解説)


LGBTの権利や性教育を認めれば「家族が崩壊」する?私たちを無意識に拘束する「健全」な家族という虚像が作りだす抑圧や差別、排除を可視化する。日韓累計25万部『差別はたいてい悪意のない人がする』著者待望の第二作。


【登壇者プロフィール】


●能條桃子(のうじょう ももこ)


NO YOUTH NO JAPAN代表理事、FIFTYS PROJECT代表。デンマーク留学をきっかけに、U30世代の政治参加を促進する「NO YOUTH NO JAPAN」を設立。2022年、政治分野のジェンダーギャップ解消を目指し20代・30代の立候補を支援する「FIFTYS PROJECT」を開始。『TIME』誌の選ぶ次世代の100人「#TIME100NEXT 2022」に選出。TBSラジオ「アシタノカレッジ」ほかメディア出演多数。

●福田和子(ふくだ かずこ)


#なんでないのプロジェクト代表、SRHRアクティビスト。スウェーデン留学中に、性教育や避妊法の選択肢の不足によって性の健康や権利が守られない日本の現状を痛感し、帰国後「#なんでないのプロジェクト」をスタート。再留学しスウェーデン・ヨーテボリ大学大学院公衆衛生修士課程を修了。世界性の健康学会(WAS)Youth Initiative Committee委員。She Decides SRHRアクティビスト世界の25人、 Women Deliver Young Leader 2020に選出。各種メディアでの執筆のほか「ポリタスTV」のMCも務める。訳書に『改訂版 国際セクシュアリティ教育ガイダンス』(明石書店)。

●松岡宗嗣(まつおか そうし)


一般社団法人fair代表。Yahoo!ニュースほか、多くの媒体で多様なジェンダー・セクシュアリティに関する記事を執筆。著書に『あいつゲイだって アウティングはなぜ問題なのか?』(柏書房)、共著に『LGBTとハラスメント』(集英社新書)、『子どもを育てられるなんて思わなかった』(山川出版社)ほか。


——————————————–
〈ご視聴方法〉
ご視聴はPeatixページからのみ可能です。お持ちのPC、スマートフォン、タブレットからログイン・ご購入後、「マイチケット」→「イベントに参加」をクリックでご視聴ページに入れます。
[字幕を表示] ボタン([cc]ボタン)をクリックで字幕が表示されます。

Peatixへのリンクはこちら