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【アーカイブ販売】『編むことは力』刊行記念トークイベント 佐久間裕美子&フェミニスト手芸グループ山姥 かんな・マルリナ「針と糸と勇気があれば、私たちはどこへでも行ける」

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※イベントは2025年1月5日、今野書店にて開催されました。
※本チケットは2025年4月13日までの限定販売です。
※ご購入後は2025年5月13日までの期間、何度でもご視聴いただけます。

   

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編むことのパワーが紡ぐ歴史をたどり、再生への希望をうたうエッセイ『編むことは力』(岩波書店)の刊行を記念し、翻訳者の佐久間裕美子さん、フェミニスト手芸グループ山姥のかんなさん、マルリナさんをゲストにトークイベントを開催します。

これまであまり顧みられることのなかった編み物をはじめとする「手芸」が持つ社会変革の力、編むことが与えてくれる人との交わりや生きる豊かさについて語り明かします。

ゲストにお迎えするのは、ニューヨークを拠点にアメリカと日本を往復しながら、政治、社会、文化について考察・執筆するライター・アクティビスト であり、本書を翻訳された佐久間裕美子さんと、フェミニスト手芸グループ山姥のかんなさん、マルリナさん。

公開されている『編むことは力』の訳者あとがきで、「編み物が人生を変えた」と、その出会いと編み物の持つポテンシャルについて深く語られている佐久間さん。

プロジェクト「政治的な手芸部」を主宰、手芸を用いて社会運動を行っているフェミニスト手芸グループ山姥のおふたりと、これまでの実践の営みについて語っていただきます。

編むことの力についての再発見と探求に興味のある方はもちろん、手芸の沼にハマったことのある方にも楽しめるトークセッションです。

どなたでもご参加ください。

【登壇者】

●佐久間裕美子

ライター,アクティビスト.慶應義塾大学卒業,イェール大学大学院修士課程修了.ニューヨーク在住.カルチャー,ファッション,政治,社会問題などに関し執筆.著書に『Weの市民革命』(朝日出版社)『みんなで世界を変える! 小さな革命のすすめ』(偕成社)など.訳書に『テロリストの息子』(朝日出版社).Sakumag Collectiveを通じて勉強会や情報発信などの活動を行っている。

●フェミニスト手芸グループ山姥

2019年からかんな、マルリナの2人で活動中。フェミニズムや自分たちの好きな本、漫画や映画をテーマにした編み物や刺繍の手芸作品を作っています。手芸の手法で政治的なメッセージを伝えるバナーを作るプロジェクト「政治的な手芸部」、日本の過去のフェミニストたちを知り直すプロジェクト「莫連会」の運営をしています。

山姥は俗世間に馴染めず、おそろしい存在として排除されてきました。しかし、実は彼女たちは歴史や制度、そして男たちの期待する女の姿に押し込められず、闘ってきた女たちではないでしょうか。そうした先人たちの抗い方を見習いたい、そんな思いで活動しています。

【書籍紹介】

『編むことは力 ひび割れた世界のなかで、私たちの生をつなぎあわせる』

ロレッタ・ナポリオーニ 著

佐久間 裕美子 訳

岩波書店刊

刊行日 2024/12/05

本体価格 2,700円+税

編み物は、フェミニズムや社会運動を支えるツールでもあった。フランス革命時のトリコテウス、アメリカ革命時のスピニング・ビーズ、大戦時のニッティング・スパイ、トランプ政権時のプッシーハット・プロジェクト……。個人と政治、愛と経済を結びつけ、社会を幾度となく編み直してきたパワーの歴史をたどるエッセイ。

目次

 著者の言葉

イントロダクション 愛、政治と経済を編む

1 なぜ編み物をするのか

2 糸の檻を開ける

3 革命のために編む

4 フェミニズムと糸の愛憎関係

5 ウール・イズ・クール

6 編み物のネットワークの魔法

7 神経科学時代の編み物

8 ともに編もう──社会を編み直す

エピローグ 必要なのは愛だけ

 謝 辞
 訳者あとがき 佐久間裕美子

 パターン 西村知子 訳
 注
 参考文献

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