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【アーカイブ販売】「時代考証最前線!大河ドラマからアニメまで」 ~山村竜也『蔦屋重三郎 江戸のメディア王と世を変えたはみだし者たち』刊行記念トークイベント 山村竜也×中島かずき×會川昇(司会)

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※イベントは2025年6月15日、今野書店にて開催されました。
※本チケットは2025年10月12日までの限定販売です。
※ご購入後は2025年11月12日までの期間、何度でもご視聴いただけます。

   

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〈登壇者〉

山村竜也 歴史作家・時代考証家 現在放送中の大河ドラマ「べらぼう」で時代考証を担当

中島かずき 劇団☆新感線座付き作家として毎年のように新作時代劇舞台を執筆、アニメや映画の脚本も多数執筆

會川昇 脚本家・時代劇ファン アニメ「天保異聞妖奇士」で山村先生に時代考証を依頼

   

テレビや映画に「時代考証」という役職があることが、近年では広く知られるようになりました。例えばNHKの朝ドラで戦前の事象などについてさりげなく史実に基づいた描き方がされていると、それに気づいた人がSNSで「時代考証がちゃんとしている」と拡散したりします。もちろんその逆もあるでしょう。

   

時代劇に於いて「時代考証」は必須とされています。その時代の言葉、食べ物、歴史的な事実、持ち物などなど実際にあった過去を題材にする以上、考証は欠かせません。

   

しかしその一方で批判もあります。時代劇などにおける過去の描写はあくまで「映画の中の江戸」であって、実際の歴史とはかけ離れた描写がまかり通っている、というようなもの。また「時代考証」を厳密にすることで、時代劇にあった荒唐無稽な面白さが失われ時代劇の衰退を招いたというもの。果たして実際はどうなのでしょうか。

   

今回のトークイベントでは、現在放送中のNHK大河ドラマ「べらぼう 蔦重栄華乃夢噺」の時代考証を務め、その世界観を解説する書籍『蔦屋重三郎 江戸のメディア王と世を変えたはみだし者たち』を監修された山村竜也先生をお招きして、時代考証とはなにか、そしてすぐに誰でも検索が可能なネットの時代にどのような時代考証が求められているのか、その最前線の状況について教えていただこうと思います。

   

話の聞き手は劇団☆新感線の座付き作家として絶大な人気を誇る中島かずきさん。中島さんの戯曲の殆どは史実から発想した伝奇時代劇です。その視点から今の若者に届く時代考証についてのお話が伺えるかも知れません。

   

司会は今野書店のイベントではお馴染みの會川昇さん。會川さんはアニメ「妖奇士」で山村先生に時代考証をお願いした経験があり、時代考証が実際どのように行われるのかという具体的な現場についても語ってくれるでしょう。また中島かずきさんの戯曲が原作のアニメ「大江戸ロケット」も担当しています。

   

山村先生の豊富な作品経験(詳しくはリストを見てください)から、どんな方向に話が展開するかわかりませんが、注目を集める「べらぼう」の今後から時代劇の未来まで多彩な話題が飛び出すこのトークイベント。学問的な難しさを抜きに時代考証について語るトークイベントは大変貴重な機会です。ぜひ会場で、配信で、時代考証の最前線を体験してください。

   

山村竜也 時代考証担当作品(全)

NHK大河ドラマ

「新選組!」(04)

「龍馬伝」(10)

「八重の桜」(13)

「西郷どん」(18 資料提供)

「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(25)

テレビ時代劇

「新選組!! 土方歳三 最期の一日」

「鞍馬天狗」(08)

「隠密秘帖」(11)

「隠密八百八町」(11)

「新選組血風録」(11)

「陽だまりの樹」(12)

「風の峠」(15)

「かぶき者慶次」(15)                                

「あさが来た」(15 資料提供)

「忠臣蔵の恋」(16)

「伝七捕物帳」(16~)

「花嵐の剣士」(17)

「赤ひげ」(17~)

「龍馬 最後の30日」「龍馬の遺言」(17)

「小吉の女房」(19~)

「十三人の刺客」(20)

「明治開化 新十郎探偵帖」(20)

「土方のスマホ」(21)

「幕末相棒伝」(22)

「まんぞくまんぞく」(22)

「いちげき」(23)

「雲霧仁左衛門」(23~)

「広重ぶるう」(24)

「おいち不思議がたり」(24)

「I,KILL」(25)

「大岡越前」(25)

テレビアニメ

「天保異聞 妖奇士」(06)

「活撃 刀剣乱舞」(17)

映画

「清須会議」(13)

「HOKUSAI」(21)

「燃えよ剣」(21)

舞台

「江戸は燃えているか」(18)

コミック

「新選組刃義抄 アサギ」(09 原作)

「幕末英雄伝 坂本龍馬」(09 監修)

「この剣が月を斬る」(16)

「恋とマコトと浅葱色」(19 歴史監修)

「ツワモノガタリ」(22 監修)

「大江戸イノベーション」(25 監修・ヤングドラゴンエイジ連載中)

   

【サンプル動画】

画質・音質はこちらからご確認ください。

   

〈書籍紹介〉

『蔦屋重三郎 江戸のメディア王と世を変えたはみだし者たち』

山村竜也 監修

宝島社 刊

2024年9月21日発売

本体価格900円+税

   

謎多き江戸の天才出版人、蔦屋重三郎を描く
2025年NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の
時代考証者が監修!

   

喜多川歌麿、葛飾北斎、東洲斎写楽らを見出し、
“江戸のメディア王”として時代の寵児となった蔦重こと蔦屋重三郎。

   

吉原で生まれ育った彼は一体どんな人生を辿ったのか。
田沼意次、一橋治済、五代目瀬川、鱗形屋孫兵衛、北尾重政ら、
彼と時代をともに生き、その運命を翻弄した人物たちから、その生涯と人物像をひもとく。
2025年大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の時代考証者・山村竜也監修。

   

【目次】

第一章 江戸のメディア王・蔦屋重三郎の生涯と時代

第二章 蔦重とともに江戸を彩った奇才たち
      北尾重政/山東京伝/恋川春町/喜多川歌麿/東洲斎写楽/葛飾北斎 ほか

第三章 蔦重をとりまく謎多き奇人・粋人たち
      朋誠堂喜三二/曲亭馬琴/十返舎一九/大田南畝 ほか

第四章 蔦重と競った江戸の出版人たち
      鶴屋喜右衛門/鱗形屋孫兵衛/和泉屋市兵衛/西村屋与八/蔦屋吉蔵 ほか

第五章 蔦重の運命を翻弄した為政者・役人たち
      田沼意次/田沼意知/松平定信/一橋治済/徳川家治/長谷川宣以(平蔵) ほか

   

〈登壇者プロフィール〉

●山村竜也(やまむら・たつや) 

1961年東京生。大河ドラマ「新選組!」を契機に多数の時代劇の時代考証を担当、歴史バラエティ番組への出演や、執筆も数多い。

代表的著作に『世界一よくわかる新選組』『世界一よくわかる幕末維新』『世界一よくわかる坂本龍馬』『幕末武士の京都グルメ日記』『幕末維新 解剖図鑑』など。

   

●中島かずき(なかしま・かずき)

1959年福岡生。双葉社の漫画編集者のかたわら劇団☆新感線の座付き作家として「いのうえ歌舞伎」の世界観を作り上げた。代表作「髑髏城の七人」「阿修羅城の瞳」「アテルイ」「朧の森に棲む鬼」「五右衛門ロック」などいずれも時代劇の縛りから大きく逸脱した傑作伝奇。アニメ、特撮、ドラマでも活躍し時代劇「ふたがしら」も手掛けている。

   

●會川昇(あいかわ・しょう)

1965年東京生。アニメや特撮を中心に脚本を執筆。特に時代劇への偏愛を公言しており「妖刀伝」「妖魔」「The八犬伝」「虚無戦史MIROKU」「大江戸ロケット」「機巧奇傳ヒヲウ戦記」「天保異聞妖奇士」など時代劇アニメに積極的に参加。山村竜也先生の時代考証トークイベントは悲願の企画でようやく実現にこぎつけた。

   

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〈ご視聴方法〉
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