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【アーカイブ販売】『怒りに火をつけろ』『人間関係を半分降りる 増補版』刊行記念トークイベント、 小林エリコ×鶴見済 「きょうだいからの加害と家族」

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※イベントは2026年1月10日、今野書店主催で開催されました。
※本チケットは2026年4月23日までの限定販売です。
※ご購入後は2026年5月23日までの期間、何度でもご視聴いただけます。

   

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夫から妻への暴力、親から子供への暴力については、ニュースになるようになったのに、きょうだい間の暴力は全くと言っていいほど取り上げられません。

   

『この地獄を生きるのだ』でデビューした小林エリコさんも、実の兄から性暴力を受けていましたが、これまでの著書の中では大きく取り上げることはありませんでした。新刊『怒りに火をつけろ』で兄からの性暴力と、それに向き合わない家族について、ようやく語ることができました。

   

文筆家の鶴見済さんは、『人間関係を半分降りる』で初めて、兄からの加害を受けていたことを明かし、増補版(文庫)では現在も家庭内で続くきょうだいの問題を補足しました。

   

確実に存在しているのに「ないもの」とされてきた「きょうだい間暴力」について、さらには家族や心の病の治療について、当事者である二人が語ります。

   

【サンプル動画】画質・音質はこちらからご確認ください

   

<書籍情報>

『怒りに火をつけろ』

小林エリコ 著

ことさら出版 本体価格1,900円+税

2025年12月3日発売

   

虐待被害を受け、4度の自殺未遂、精神科入院、生活保護受給などを経て、措置入院の際に「複雑性PTSD」と診断された著者が、カウンセリング治療によって“適切な怒り”を取り戻すまでの記録。

   

【版元より】
本書は、『この地獄を生きるのだ』『家族、捨ててもいいですか?』『私たち、まだ人生を1回も生き切っていないのに』『私がフェミニズムを知らなかった頃』などで知られる小林エリコさんが、複雑性PTSDの治療に取り組んだ記録です。

   

家族からの虐待被害によって精神障害を負った小林さんは、措置入院した病院の医師に「複雑性PTSD」と診断され、カウンセリングを受けることを勧められます。

   

カウンセリングによって、小林さんの家族や自分に対する見方・考え方が少しずつ変わっていきます。カウンセラーは徹頭徹尾、小林さんを支持します。その様は、読んでいて「カウンセリングの基本は、心身に傷を負い自己否定に走りがちな患者を、とことん肯定することなのかもしれない」と感じる印象的なものでした。20年以上精神医療を受け、服薬を続けてきた小林さんが、時には行きつ戻りつしながらも、カウンセリングによって、着実に回復傾向に向かっていく記録として、読み応えのある貴重な内容になっています。

   

小林さんは「はじめに」で「PTSDはカウンセリングで治療可能である」と書かれており、高額なカウンセリングに助成金が出るようになることを目標とされています。本書によってその目標が達成できるとは思いませんが、PTSD・トラウマ治療に対するカウンセリングの有用性を一人でも多くの方に知っていただきたいと願っています。

   

また、小林さんが複雑性PTSDになった原因は、幼少期に受けた性被害にあり、本書もフェミニズム的要素を多分に含んでいますが、本書は女性に限らず、様々な方の人生の支えになり得る内容だと確信しています。

   

それは、今の社会の混迷の原因の一つに、小林さんがカウンセリングを受けることで取り戻した、“適切な怒り”の不足があると考えているからです。

   

有名人の不祥事や、インフルエンサーの言動などに脊髄反射し、炎上させるような類の怒りではなく、人間が人間らしく生きるために、自分の尊厳を守るために、時には必要になるのが“適切な怒り”だと私は考えます。

   

このような怒りを取り戻したことで、小林さんにどのような変化が起きるのか。ぜひ見届けていただければ幸いです

   

『人間関係を半分降りる 増補版——気楽なつながりの作り方』

鶴見済 著

筑摩書房 本体価格800円+税

2025年8月6日発売

   

人間は醜い。
だから少し離れてつながろう!
・・・・・・・・・・・・・・

   

『完全自殺マニュアル』から30年――
生きづらさの問題についてたどり着いた、最終的な解決法=優しい人間関係の作り方。
大ベストセラ―『完全自殺マニュアル』の著者が、人間の生きづらさの根本、人間関係に苦しめられない方法、楽になる方法を伝授する。自らも、家族、友人、職場の人間関係で悩んだ悲痛な体験から、読者のために親身になって伝える。

   

「「みんな同じ」なんて気持ち悪い。どう思われるかばかり気にして生きなくていい。人間は素晴らしくない。こんなことを書いているだけで、本当に胸のすく思いだった。一度でもこれを本に書く機会に恵まれて幸運だ。」(あとがきより)

   

【目次】
まえがき
第1章 友人から一歩離れる
第2章 家族を開く
第3章 恋人をゆるめる
第4章 こうすれば気楽になれる
あとがき

   

<登壇者プロフィール>

●小林エリコ(こばやし・えりこ)

1977年生まれ。短大卒業後、青年漫画雑誌の編集に携わるも自殺を図り退職、のちに精神障害者手帳を取得。生活保護も経験した。NPO法人で働きながら同人誌やフリーペーパーの発行を続け、それを元にした作品でデビューする。現在は東京大学大学院経済学研究科にて特任専門職員として勤務。著作に「この地獄を生きるのだ」(ちくま文庫)「私がフェミニズムを知らなかった頃」(晶文社)「生きながら十代に葬られ」(イースト・プレス)「家族、捨ててもいいですか」(大和書房)「私たち、まだ人生を1回も生き切っていないのに」(幻冬舎)などがある。

●鶴見済(つるみ・わたる)

文筆家。1964年、東京都生まれ。会社員を経て、91年から文筆活動を始める。93年のデビュー作『完全自殺マニュアル』はミリオンセラーになり、以後現在まで生きづらさをめぐる著作を発表しつづける。

著書は他に、『0円で生きる』『脱資本主義宣言』(以上新潮社)、『人格改造マニュアル』『檻のなかのダンス』『無気力製造工場』(以上太田出版)など。

執筆のかたわら、つながり作りの集まり「不適応者の居場所」や、路上での使わなくなった物の無料提供活動0円ショップ、国有地を共同で耕す畑などもやっている。精神科通院歴は40年。

X:@wtsurumi

note: https://note.com/wtsurumi

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