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【アーカイブ販売】枡野浩一×木下龍也×山階基トークイベント 西荻派のゆうべ2『おやすみ短歌』『荻窪メリーゴーランド』『夜を着こなせたなら』刊行記念企画

| イベントアーカイブ

※イベントは2023年11月26日、今野書店にて開催されました。
※本チケットは2024年3月7日までの限定販売です。
※ご購入後は2024年4月7日までの期間、何度でもご視聴いただけます。

枡野浩一さん、木下龍也さん、山階基さん。それぞれに孤高を誇ってきた3人が新たな派閥「西荻派」結成を宣言!
…からおよそ1年。

大好評に終わった「西荻派のゆうべ」トークイベント、第2回を開催します!

この1年で枡野さんはなんと事務所タイタンの芸人養成所6期生となり、芸人として歌人として多面的に活動中。
木下さんは短歌界を縦横無尽に駆け回る活躍のかたわら、ボクシングのプロライセンスを取得。
11月に待望の第二歌集発売が決定、DTPデザインはもちろん、『NHK短歌』「うたびと食堂」では料理上手を披露し、相変わらずの万能多才ぶりを発揮し続ける山階さん。

ちょうどよいタイミングで、3人ともそれぞれ新刊が発売。
『おやすみ短歌』(枡野浩一・pha・佐藤文香 共著)、『荻窪メリーゴーランド』(木下龍也・鈴木晴香 共著)、『夜を着こなせたなら』(山階基)の3冊が揃います。

再び3人が結集し、1年を振り返りこれからを語ります!ぜひお楽しみください。

【書籍紹介】

『おやすみ短歌 三人がえらんで書いた安眠へさそってくれる百人一首』

枡野浩一・pha・佐藤文香
実生社 本体価格2,500円+税
2023年11月13日発売

人気歌人・作家・俳人がコラボし、安眠がテーマの短歌を百首集め、見開きで紹介する現代版「百人一首」。
短い文章付きなので、短歌の読み方がわからなくても楽しめます。
この本のページをパラパラとめくるうち、ここちよい眠りの世界に誘われることでしょう。

『荻窪メリーゴーランド』

木下龍也 鈴木晴香 著
太田出版 本体価格2,000円+税
2023年8月29日発売

木下龍也と鈴木晴香が挑む、現代短歌の新境地。
言葉の魔術師たちが紡ぎ出す虚構のラブストーリー。
ふたりが演じる彼らは誰なのか。どこにいるのか。
そしてどんな結末を迎えるのか。
目撃せよ。

過去の「恋」をしなかったことにはできなくて、
それを「なくて」もよかったと思えるほど、僕は強くない。
――木下龍也

美しさと逞しさ、正常と狂気がメリーゴーランドのように、
回転灯のように、走馬灯のように回転し続ける世界。
ほんとうの恐ろしさは、それが終わらないことにあるのかもしれません。
――鈴木晴香

『夜を着こなせたなら』
※書影は制作中のものです

山階基 著
短歌研究社 本体価格2,000円+税
2023年11月10日発売予定

さりげない生活の風景、関係性の機微―時代の空気をあざやかにうつし、多くの読者の心をつかんだ第一歌集『風にあたる』から4年。生きて暮らすことの手ざわりと明暗をいっそう深く、ときに軽やかに刻む。





【出演者プロフィール】

●枡野 浩一(ますの こういち)
1968年東京出身。歌人。大学中退後、広告会社のコピーライター、フリーの雑誌ライター等を経て1997年9月23日、短歌絵本『てのりくじら』『ドレミふぁんくしょんドロップ』を2冊同時発売してデビュー。簡単な現代語だけで読者が感嘆してしまうような表現をめざす「かんたん短歌」を提唱。入門書『かんたん短歌の作り方』からは加藤千恵、佐藤真由美、天野慶らがデビューした。笹井宏之、宇都宮敦、仁尾智らの短歌をちりばめた小説『ショートソング』(佐々木あらら企画執筆協力)は約10万部のヒットとなり、若い世代の短歌ブームを牽引。

●木下 龍也(きのした たつや)
1988年山口県出身。歌人。 歌集に『つむじ風、ここにあります』、『きみを嫌いな奴はクズだよ』(書肆侃侃房)、岡野大嗣との共著『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』、谷川俊太郎と岡野大嗣との共著『今日は誰にも愛されたかった』、『天才による凡人のための短歌教室』『オールアラウンドユー』(ナナロク社)がある。最新作は鈴木晴香さんとの共著『荻窪メリーゴーランド』(太田出版)。同じ池に二度落ちたことがある。

●山階 基(やましな もとい)
1991年広島県出身。歌人。2010年に早稲田短歌会に参加、短歌を書きはじめる。2014年から2018年まで未来短歌会「陸から海へ」に参加。黒瀬珂瀾に師事。2016年度未来賞受賞。短歌同人誌『はならび』『穀物』に参加。第59回短歌研究新人賞次席、第28回歌壇賞候補、第64回角川短歌賞次席、第6回現代短歌社賞次席。2019年、歌集『風にあたる』、2023年『夜を着こなせたなら』(短歌研究社)を出版。2019年からイベント「屋上と短歌」を東京・西日暮里「屋上」と共同で不定期開催。麻川針(あさかわ しん)名義で組版・デザインを手がける。

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〈ご視聴方法〉
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