灯台モトクラシー

  • カテゴリー: 今野書店
こんばんは、今野書店です。
 
暖かくなり、外を出歩くのも楽しく、ぶりぶり咲いているお花が美しい季節になってきましたね。
お察しの通り私は花粉症ではありません。
 
 
ただいま文庫棚の前で、スタッフ選書のもと「考現学フェア」を開催中。
 
 
 
考現学とは日本の生活史に造詣の深かった、今和次郎により提唱された学問で、都市の変遷と人の行動心理を紐づけていく社会学です。和次郎氏は、街ごとに人々の服装の違いをスケッチに起し、膨大な記録をつけたことでも知られています。
 
 
私が散歩に目覚めたのは高校生のとき。
どうしても学校に行きたくなくて、通学中に公園に寄り道したり、川の土手に座り込んだり、学校の代わりに通うようになった図書館の周りが、歴史深い地域だったことがきっかけです。(侍の斬り合いで飛び立った血が、いくら塗り重ねても浮かび上がってくるという、たまんねぇ逸話をもつ壁がありました。)
 
 
大学生になってからは夜中の散歩に取り憑かれ、それまで愛好していたドクターマーチンを売りに出し、機能性の高い靴(ナイキのリフトラップ)ばかりを重宝するように。
マラソンにおけるランナーズハイが散歩にもあり、歩くほどに足の重みを忘れるときがあるんです。
 
 
「学問」というと高尚なイメージがありますが、「街ん中歩き回って変なもん、面白いもん、ゾクっとするもん」を探し求める、やくざな趣味の本もございます。

鎌倉、吉祥寺、表参道の散歩に飽きたそこのあなた、一度ご拝読ください。
 
 
 
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